がん歯科

インプラントとは?

  歯科で行われているインプラントとは、歯を虫歯や歯周病、外傷などで失った場合に、人工の歯が簡単には外れてこないように骨に直接維持を求めた人工の歯根のことを言います。歯を失った部分に対して、無くなった歯の数と同じ数のインプラントを埋めることが一般的です。

インプラント

  インプラントは骨の中に埋め込まれています。その上に土台をネジどめし、さらにその上にかぶせ物をセメントでつけます。この人工の歯で、自分の歯と同じように固い物を食べることができます。

治療の流れ

1. 診断と治療計画の提示
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、量、位置により、治療法には様々な選択肢があります。レントゲン、視診、触診、症例によってはCTを撮影し、インプラントの治療計画を立てます。
診断と治療計画の提示
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2. インプラント治療前の処置
必要に応じて、虫歯治療や歯周病治療など、残存歯の治療を行います。
また、骨造成などを行う場合があります。
インプラント治療前の処置
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3. インプラントの埋め込み手術 (一次手術)
インプラントを埋める部分の歯肉を開いて顎の骨にインプラントを埋め込み、開いた歯肉を閉じて縫い合わせます。処置の時間は約1時間前後です。局所麻酔のため痛みはほとんどありません。恐怖心の強い方はセデーション(静脈内鎮静法)を併用することも可能です。条件が整っている場合は、抜歯した日にインプラントを埋めることもあります。
インプラントの埋め込み手術 (一次手術)
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4. インプラントと骨の結合安定期間
一次手術後、インプラントが骨の中でしっかりと結合するまでの安定期間を設けます。安定期間はインプラントを埋めた部位や骨の質などで個人差がありますが、約8~24週間です。
インプラントと骨の結合安定期間
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5. 安定期間後の二次処置(二次手術)
インプラントが完全に顎の骨と結合したら、人工の歯を取り付ける準備をします。歯肉を小さく切開し、埋まっているインプラントの頭部を露出させ、人工の歯をつけるための土台を取り付けます。この状態で、歯ぐきが治るまで待ちます。この段階で外科処置はすべて終わりです。
安定期間後の二次処置(二次手術)
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6. 型取り、装着
歯ぐきが治った時点で、歯の型を取り、歯並びや形状、色をチェックしながら、インプラントに接続されるかぶせ物を作ります。かぶせ物が完成したら、いよいよ装着。インプラント治療の完了です。
型取り、装着
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7. 治療後のメインテナンス
治療が終わった後は、だいたい1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に定期検診をします。
※定期検診の期間は口腔内の状況などで異なります。
治療後のメインテナンス

ブリッジ、義歯(入れ歯)との比較

ブリッジ、義歯(入れ歯)との比較

メリット
  • 天然の歯のように、違和感なくしっかり咬める。
  • 隣の歯を削る必要がなく、そのため負担も
  • かけない。  
  • 見た目が天然の歯に近い。
メリット
  • 保険が適用できる。
  • (ただし、セラミックなどは保険外治療)
  • 固定式のため、違和感はあまりない。
メリット
  • 保険が適用できる。(ただし、金属製のものなどは保険外治療)
  • 歯をほとんど削らなくてよい。
  • 治療法が比較的単純で、治療期間が短い。
  • ブリッジでは対応できない大きな欠損にも 対応できる。
デメリット
  • 保険が適用できない。(¥262500/1本)
  • 外科処置をともなうため、全身疾患がある方 には適用できない場合がある。
  • 治療期間が比較的長い。
  • 維持するためには、十分な口腔衛生の管理と 定期的な検診が必要である。
デメリット
  • 土台となる隣の歯を、比較的多く削る必要が ある。
  •   
  • 土台となる歯に過剰な負担がかかり、将来的 にその歯を失う原因となることがある。
  • ブリッジの橋の部分の下部と歯ぐきとの間が 不衛生になりやすい。
デメリット
  • 違和感を感じやすい。
  • バネがかかる歯への負担が大きい。
  • 咬む力が健康な状態に比べて、30~40% くらいになる。
  • 審美的には問題がある。
  • 取り外して手入れをする必要がある。
  • 食物がはさまって、不衛生になりやすい。

造骨治療

骨がなくても心配無用。最新の技術で解決します。

現在のインプラント治療は、インプラントを顎の骨に埋入してオッセオインテグレーション(骨とインプラントの結合)を起こすことが前提となります。そのため、インプラントを埋入するために必要な骨量が不十分だとインプラント治療ができない場合があります。

たとえば、上顎奥歯の骨がインプラントの穴を開けるのに適した厚さになっていない場合や、インプラントを埋め込むのに十分な骨の厚み・幅がない場合、歯槽骨が不十分な場合には、それを補う造骨治療を行います。

GBR法(骨再生誘導法)

GBR法は、骨の厚さが不足している場合に歯槽骨を再生させる治療方法です。歯槽骨が不足している部分に、細かく砕いた自家骨もしくは骨補填材を置き、その上にメンブレンという生体材料でできた専用の人工骨膜を置きます。歯肉などの柔らかい組織が混入しなくなるので、骨の再生が促進されます。個人差がありますが数ヶ月で歯槽骨が再生され、インプラントの安定性が確保されます。

GBR法

サイナスリフト(上顎洞底挙上術)

上顎の骨のすぐ上には、上顎洞(サイナス)という穴があります。この空洞は上の奥歯を失ってしまうと下方に拡大していく傾向があり、同時に、失った歯の周囲の歯槽骨が吸収されていくので、歯槽骨の厚みが減少していきます。サイナスリフトはこのように上顎の骨の厚さが薄く、インプラントを埋入できない場合に上顎洞内に骨造成を行う方法です。 上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞の底から剥離して持ち上げ、それによってできた隙間に自家骨や骨補填剤を移植することにより、上顎洞の底の部分の位置を上げ、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保します。

サイナスリフト

症例集

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